そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

キャットウォーク

第34回熊本県民文芸賞現代詩部門に三席入賞。
今日はメルパルク熊本で行われた授賞式に出席。
たま~には、そういう晴れがましい場所もいいものだ。

受賞作は今朝の熊日に掲載された。
なんと言っても、審査委員代表の藤坂信子さんの
講評がうれしかった。
お調子者の私はすっかり舞い上がってしまいました。
作品というのは、
自己評価と他者の評価には違いがあり、
それがまた妙味である。
仮に厳しいことを言われても、ぐっと冷静に
受け止めなければならない。
そういうところは、政治家のみなさんも同じですね。

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藤坂さんは、この詩の主人公のことを
人間の娘と思っている猫のことだと思って読まれたそうだ。
私の意図とは違うが、
そういう読み方もできるところを面白いと思われたのだろう。
そして「猫ぶり、猫らしさがよく出ている」とも。

受賞したからこそ書けるが、
最後の「しゃなり しゃなり」の部分は
自分的に気に入っていない。
もう少し別の言葉で表現すべきところ、
安易に流れてしまった。

あと、猫は飼い主の顔色など
意に介せぬのではないかという意見もあろう。
しかし、私はすべての猫がそうであるとは言っていません。
いろんな猫がいて、みんないい。
ま、そんな感じですかね。

実はこの詩、
もう30年ぐらい前に作った歌がもとになっている。
だから曲もついていて、
それはポール・マッカートニーが書きそうなメロディーと
フリートウッド・マックの歌詞からいただいたヴァ―スを持っている。
Go your own way.

ちょうど、Cradleの2013年版カレンダーも
今日届いた。
個人的には、ちとつらいこともあったが、
良い日だったということにしておこう。