そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

かくもゼイタク

熊日夕刊の連載に
文芸評論家 細谷正充さんの
「かくもゼイタク 時代小説」というのがあった。
これは昨年の12月3日分より。

「自然災害に立ち向かう人々、現場と為政者の視点で」
という見出しがついていて、
真保裕一著『猫背の虎 動乱始末』と
近衛龍春著『慶長・元和大津波 奥州相馬戦記』の
2冊が取り上げられている。

この紹介文の最後はこう結ばれている。

 人は過去に学ぶことができる。 
 学んだことが、現在を考えるうえでの参考になり、
 未来への希望になる。
 時代小説というジャンルの大きな価値のひとつが、ここにあるのだ。


と、まあ、誰でも書いているが、
実にそういうことなのだ。
でも私は多分時代小説を読まないと思う。
ものには個人的な優先順位がある。
過去に学ばないと言ってるわけではありません。