合志市は待機児童が非常に多い。
認可保育所に入れない乳幼児が150人を下回らない。
待機児童の定義はむずかしいところがあるので、
最近の資料では入所児に対して、保留児としてある。
今日は、保留になってしまったこと、
希望するところ認可保育所に入れなかったことなどで
2件の電話相談を受けた。
できる範囲で待機児童の現状と、
考えられる保留の理由について説明したが、
市としては精一杯頑張っているんですけれど、
という以外、議員として言えることはない。
少々古いが萩本欽一でなくても
「何でそうなるの?」と言いたくなるだろう。
しかし決して不条理というわけではない。
市としての子育て支援が充実しているから、
合志市で子育てをするために越してくる若い夫婦が多い。
人口減少が続く自治体が多い中ありがたい話ではあるが、
結果的に対応が後手に回ってしまう。
今は人口も増えているが、その伸びはいずれ止まる。
人口減少社会の大きな流れは変わらないから。
それが経験として分かってしまっている以上、
将来にツケを回すような大きな投資はできない。
デフレの世の中が悪いのか。
安倍政権が何とかしてくれるのか。
できない理由の説明だけではいけないから、
国を挙げてやれることはやろうとしている。
理解を求めても、それぞれ個別には
そんな馬鹿な、何とかしてくれと思うのが人情である。
常任委員会で来年度予算を審査する中で、
より良い方向性を見出せればと思う。