そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

こども塾から図書館お泊りまで

5月18日 金曜日

三つの木の家で「こうし」こども塾の開講式が行われた。
資料によると、目的は
「親子で『論語』を楽しく学びながら、言葉の正しい使い方や
人としてのあるべき姿を身につけます。
様々な学習プログラムを通じて、
学習意欲の向上や親子の絆を深め、
心豊かな思いやりに満ちた青少年の健全育成に努めます」

ただ私は思う。
素読による論語の学習や、
正しい発声を身につけることは、
それ自体に意義のあることだ。
言葉の正しい使い方だの、人としてのあるべき姿を身につける、
というのはいかがなものか。
「いかがなものか」という異議申し立ての言い回しを
私は好まないが、ここではそういうほかない。

ただ国を挙げての道徳教育強化方針に比べ、
地方自治体が取り組むことには邪気がないと思う。

最初の挨拶のときの声が小さかった小学生が、
大きくはっきりした発声をちょっと実践しただけで、

最後の方ではずいぶん積極的に変わっていたことには
ちょっと驚いた。

午後7時から、御代志市民センターで
合志市議会議会報告会。
質問意見で、
以下のようなものがあった。

・議会報告会の告知が足りないのではないか。

動員をかけるべきかどうか、
特に議員自身が動員をかけることに意味があるのかは、
微妙な問題である。
議会だよりや広報こうしでも公開している内容を
さらにわかりやすく伝えようという試みなので、
ぜひ聞きたいという人が集まってくれればいいというのも
一つの考え方である。
広報誌を普段から読んでいて問題意識があっても
会場まで足を運ぼうとまでは思わないかも。
今回の評判が良い方に伝われば、
次回はたくさん来てくれるかもしれないし、
反省すべき点は改善しなくてはいけないだろう。

・合併効果はあったのか。

道州制を考える前に平成の大合併を検証すべき
という意見もある。
合併を検証することは、これからのまちづくりを考えるときに
重要なことを学ぶ機会になるかもしれない。
合併しなかった方がよかったことがあるなら、
それをいま、新しい市政に生かすことが求められるのではないか。
合併のデメリットを市民の意見として表明してほしい。
それを汲み上げるのが、市議会や行政の役割だろう。

終了後、西合志図書館に明かりが点いている。
今夜だったかと訪ねると、夜のお話会の最中だった。
金曜日の夜から土曜日の朝まで、
「春の夜の図書館読書探検隊」というイベントで
20人ぐらいの小学生が泊まり込んでいた。
図書館で本に囲まれて夜更かしできるなんて素敵じゃないか。
もちろん上の天文台で星空探訪も。