地域コミュニティブランドシンポジウムin合志
講演「コストゼロからの起業 組織はあとからついてくる」
星合隆成崇城大学情報学部教授
ブローカレスと従来のネットワークの違いは、
誰もがプレイヤーであり、コネクターであるところ。
コネクターというのは、誰かと誰かをつなぐということ。
SNSもそれに近い。
ただ、そこから物語性のある製品をプロデュースできるかどうか。
と同時にブローカレスなつながりを基礎にした
普遍的な地域コミュニティプラットフォームが必要。
イベントではなく、そこまでの道のりがブランドとなる。
たとえばいろんな業種の点から面を作ること。
建築における熊本アートポリスは当初、
点から線、線から面へという運動だと言っていた。
ただ最初のころは、ブローカ型というか、
コミッショナーの所からそれぞれの建築家へのトップダウン。
ただフィードバックは、批判も含めて各方面から寄せられた。
それを糧にしたとも言えるが、
いまワークショップなどを通じて、
地元の意見も取り入れるようになっている。
建物が出来上がるまでの物語と、
そこが利用されて長い時間が経過することで生まれる物語。
そういうことだろうか。
私ができることは何があるのか、と考えたが、
特に思いつかなかった。
クライアントサーバ型とブローカレスを両輪として
回していくという所が要であると思う。
継続して考えていく、行動するという意味で勉強になりました。