主要地方道大津植木線バイパス建設促進期成会の総会が、
西合志庁舎で開かれた。
私は議会の文教経済常任委員なので、
今回、期成会の会員となった。
大津植木線は、私にとって幼いときから実に慣れ親しんだ県道である。
日曜日や夏休みなど、母の実家に遊びに行ったら、
菊池電車で黒石駅から、旧辻久保駅まで来て、
そこから産交バスで大津町まで帰ったものだ。
主要地方道として重要な幹線道路であるが、
昔ながらの曲がりくねって幅員の狭い箇所がほとんどである。
平成11年8月にこの期成会が発足して、
バイパス建設に向けて陳情・要望活動が展開されてきたが、
社会経済情勢にも左右されて、
なかなか順調に建設が進んでいない。
経過説明資料によると、
平成17年度、基礎調査実施、
年度ワーキンググループ立ち上げ、地元関係機関との意見交換、
そして平成19年度にバイパス案の決定、県の事業認可があった。
現在、具体的に、かなり前向きに進んでいる状況である。
菊池振興局の土木部長いわく、
地元のこういった活動が、事業推進の支えとなるとのこと。
強い要望のあるところに配慮するのは当たり前のことだ。
今後はこのバイパスを始め、
平成27年度開通予定のスマートインターや
その他の幹線道路、交差点改良を
どのようにまちづくりに活かしていくか、
合志市の実力が試される。
車や人の動きはこちらの思うようには動いてくれない。
しかし、状況を素早く読み取り、常に頭を使うことによって、
文字通り道を切り開いていくのだ。