今朝の熊日に、ニューヨークで講演した安倍首相が、
「『もし皆さまが私を右翼の軍国主義者とお呼びになりたいのであれば、
どうぞお呼びいただきたい』と、中韓両国を念頭に
右傾化批判に反論した」という記事があった。
私はそのことを、昨日の朝のラジオNHK第一のニュースで聞いていたので、
朝刊を読んで再確認したまでのこと。
でも、昨日から、その発言があまり話題になっていないことには驚く。
今から、なのだろうか。
いや、別に騒がなくてもいいけど、
これからは本人の公認で安倍晋三首相のことを、
右翼の軍国主義者と呼べるようになったので、
ずっとそう思ってきた人たちにとっては、好都合だ。
私は、別に中韓両国を念頭において、
安倍首相を右翼の軍国主義者と呼ぶわけではないし、
右翼ということに関して言えば、
私は彼のことを、本物の右翼とはみなしていないので、
ただの軍国主義者ということになるが、
それも何だか迫力に欠ける。
つまり本人も「右翼の軍国主義者」というラベルが、
ほとんど意味をなさないことを、
あの人にしては明確に意識しているのかもしれない。
もちろん他の人がどう思うかは分かりません。
中国の覇権主義や軍事費増大については、
何を考えているんだと思わないではないが、
出典は忘れたけれど、
中国は国内のGDPを引き上げるために、
無駄に鉄鋼を作り続けて来たという話もあり、
軍備増強もそういったバブルの側面もあるのかなと、
根拠はありませんが、思った次第です。