くまモンの人気はゆるキャラを超えて、
ミッキーマウスやキティちゃんに迫るのではないかとする説がある。
しかし、くまモンは人気者でも、
それでもうかるのは、使用許諾を無料でもらって、
商品化したり、マスコットとして利用している企業だけであって、
くまモンが所属する熊本県庁はおろか、
熊本県全体や県民にとって、ためになっているのか。
いやいや、それは狭量な考え方だ。
そのうち、熊本の知名度とともに、
観光客も増え、メイドイン熊本というだけで、
いろんなものが売れるようになるだろう、という考え方もある。
しかし、人気というものは移ろいやすく、
いつまで、くまモン、くまモンと好感を持って受け入れられるのだろう。
そろそろ出口戦略をきちんと用意しておかないと、
ブームがいきなり去ったら、それこそ熊本には何も残らない。
いやいやいや、そのときはくまモンから、
営業部長ポストを取り上げればいいだけのこと。
商品在庫が積みあがるのは、各メーカーの倉庫の中である。
そう、ドライに考えてもいいかもしれない。
ちょっと悲しいのは、
イベントにくまモンさえ呼べば、人も集まるし喜ばれると
短絡的に考える人たちである。
哀しいというか、さびしいのではあるが、
そういう企画をダメダメと決めつけるのも何だかなー。
つまり出口戦略は必要だけれど、
それは前以って計画できるものではないということだ。
あれ、何んか無駄に字数を費やしてしまったかな(笑)
あれは4年ほど前のこと。
近所であったイベントに表れたくまモン。
もちろん知名度はあまりなかった。
私は大阪での地道な活動を知っていたので、
少なくとも2体はいるのか、と気づいたのだったけれど。
なんか体操やってるほうの懸命さを
子どもたちが冷やかに見つめていたような記憶が・・・
いやいや、人の記憶、ましてや私の記憶は
自分の都合のいいように書き換えられている可能性もある。
ブログ内検索を掛けたけれど、
元気の森に来たときのエントリーが引っかからない。
確かに書いたと思うんだけれどな。
ま、いいか。