そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ウィンドオーケストラ

10月26日 土曜日

西合志東小学校ウィンドオーケストラ部が、
来る11月4日、文京シビックホールで開かれる
第19回日本器楽合奏コンテスト全国選抜大会に
2年連続で出場することになり、
その壮行会が開かれた。
今年2度目の壮行会である。

最初の曲「シング・シング・シング」の演奏が、
ちょっと間延びしていたので、顧問の島﨑先生から、
ダメ出しが出て、もう一度演奏することになった。
すると最初よりもずっとタイトにスウィングした。
先生の最初の指揮自体が、ちょっとぬるかったのかも。

それはそうと、
観客に見てもらうとか、聞いてもらうということの前に、
これは教育の一環である。

生徒たちの気持が入っていなければ、
もう一回やることが必要なのだ。
「ロシアの皇太子」はさすがに決まっていたが、
先生は見逃さなかった。
最後のあいさつのとき、代表の子の先導に
他のみんなの言葉が続かなかった。
それは気持ちの問題なのだが、
それを公けに明らかにすることが教育なのだ。
そうやって、だんだん大きくなっていく。
水をやり、光に当てて、人間として成長する。
それを忘れないことが教育なのに、
いわゆる教育再生を唱える人たちには、
そのニュアンスがまったく分かっていないという気がする。

それはともかく、みなさん、
東京では心置きなく、伸びやかに演奏を楽しんできてね。