更生保護事業功労者として表彰を受けると聞いたときは、
保護司になってまだ日も浅く、実績もあまりないのに、
そんな大それたことと思ったのだが、
全部で300人からの人がそれぞれに顕彰されるのとのこと。
それに丸3年継続しているということは、
それなりのものなのかと思い直して、
今日は熊本県立劇場で晴れがましい気持ちを感じてきた。
私が頂いたのは、熊本県保護司会連合会会長表彰というもの。
どっちかというと、順番的に下位にあたる。
それはまあいいとして、
自分のこと以上にうれしかったのは、
第63回“社会を明るくする運動”作文コンテストで、
合志市の小学生が2名、
熊本県推進委員会委員長表彰と、
熊本保護観察所長表彰を受けたことである。
小学生の部は、それぞれ3名のうちの一人である。
これは素晴らしい。
全国的にマンネリ化していると言われる
毎年7月の社会を明るくする運動において、
合志市での活動も停滞気味であったため、
昨年から、合志市の保護司会のメンバーで、
市内各小中学校に、積極的な参加を呼び掛けたのだから、
喜びもひとしおである。
思えば、合志市のまちづくり提案事業認定を受けた、
ことば教育の成果であったり、
「心のポエム」コンクールなどで、合志市の児童生徒が
自分の思いや考えを文章にするということを、
より自然な形で捉えるようになったのかもしれない。
実は、市長マニフェストから生まれた事業に
教育委員会の「がんばる先生支援事業」というのがある。
その中の自己研さん研修テーマ一覧を委員会で見せてもらったら、
ことば教育指導・実技研修というのがずらっと並んでいて、
こりゃなんだかなーという思いがくすぶっていたのであるが、
社会を明るくする運動のような、外部のコンテストでの受賞は、
大いなる成果と認めるべきであろう。
ひょうたんから駒と言っては悪いが、
教育に王道はないということではないか。
地道に道を作り、畑を耕し、なんてことの積み重ねなのではあるまいか。
我田引水な結論になったが、
知恵と力と勇気の子が、合志市で育ってくれることを
これからも応援していきたいと思う。
※「知恵と力と勇気の子」は、
はるか昔のテレビアニメ「スーパージェッタ―」の
主題歌の歌詞の一部です。