そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

自分だけのアーカイブ

昨日の朝日新聞にも、天草アーカイブズの金子久美子館長の
インタビューが掲載されていた。
異議あり特定秘密保護法 熊本から」という記事。

最後に一言。
「これからは、個人一人ひとりが、関心・関係のある情報について、
自分だけのアーカイブを持ってみると良いかもしれない。
情報が正しく取り扱われているかを判断する材料になるだろうし、
関心をずっと持ち続けるきっかけにもなるはずだ」

話のついでに出て来た感が否めないが、
趣向としては面白いと思う。
自分史みたいなものとも言えるかもしれないし、
個人個人がアーカイブしたものが、
何らかの形でまとめられたときに、
グーグルなんかを超えてしまう可能性がある。

50年後、100年後に役立つことって、
そうと意識されずに残ったものの中にあったりする。
いや、これからは意識の高い人が、
きちんと認識して、残していく時代でなくてはいけない。
もちろん、これまでもそうしてきた人が少なからずいるとは思うが。

公共政策的には、
意識の高い首長がいれば、予算云々の話ではないと思うのだが、
そんな話を持ち出しても、すぐに財政問題にすり替えてしまう、
そういう人が多いと思われる。