そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

中3までの医療費無料化について

本日の合志市議会定例会一般質問で、
共産党の濱元幸一郎議員が
中学3年生までの医療費無料化について取り上げた。
私は、財政的な問題もさることながら、
現在小学6年生までの無料化とか、合志市内であれば、
窓口で現金支払いもしなくてよいという今の制度で、
コンビニ受診が頻発していないかなどの検証ができていないので、
それを中3までに範囲を広げることにはにわかに賛成しがたい。

しかし、荒木市長の答弁は、
やらないと言っているわけではない。
やるからには、ずっと継続していかなければならないので、
財政的にまだ今はその段階ではないとの繰り返しであった。

それは、筋が通っているのだろうか。
つまり、一度始めた事業は見直さないということか、
あるいは、いつまでたってもやれない事業であるということの
裏返しの回答にならないか。
事業選択と集中ということで言えば、
現在の子どもの医療費無料制度を十分検討してから、
とか、そういう答弁の方が良いのではないかと私は思う。

仮に、来春の市長選に対抗馬が出て来て、
中学3年生までの医療費無料化をマニフェストに上げてきたとき、
それを丸呑みにせずにいられるだろうか。
濱元議員は実現に2600万円が追加で必要になると言った。
政治家には選挙がつきものであるが、
他の充実している子育て関係の事業と比べての優先度を
どこまで説明して納得させることができるだろうか。
あまり具体的なことを言わず、言葉巧みに交わすという
テクニックもありかもしれないが。