2月2日 日曜日
合志市総合センター ヴィーブル研修室で開かれた
熊本再春荘病院・合志市共同開催
健康づくり講演会「高血圧について」を聞きに行った。
熊本再春荘病院循環器内科部長 三角郁夫先生のお話。
雑学。
2千年前の中国の医学書に、
「脈が鉄を打つように激しく触れる時が、病の始まり。
食塩を多量に取ると脈は強くなる」との記述があるそうな。
これが高血圧に関する最も古い記述らしい。
動脈硬化と高血圧は直結しているが、
昨年末亡くなった大瀧詠一さんの死因となった大動脈解離についても、
高血圧が原因とのことだった
(大瀧さんのことが引き合いに出されたわけではないが)。
動脈の壁には層があり、それが一旦解離すると、
肩から腰までとか一気に裂けるので、
そうなると手の施しようのない場合が多いらしい。
証言によると、背中を日本刀でばっさり切られるような
激痛が走るとも。
普段の血圧の管理が重要であるとしか言えないようです。
人は血管とともに老いるということばがあるそうで、
健康年齢は血管年齢だとも言われた。
では、40歳以上の2人に1人が高血圧と言われ、
まさにそこから始まる数多くの病の原点である
高血圧を防ぐには、
①塩分制限(1日6㌘以下)
②適正体重
③アルコール制限(日本酒1合以下)
④コレステロール摂取を控える
⑤運動
⑥禁煙
以上の6項目が挙げられます。
詳しくは、調べれば山のように情報があると思われます。
朝食を取る。間食はしない。というのもメモしていた。
また高血圧になったら、、とにかく血圧を下げることだそうだ。
降圧剤にはいろいろな種類があるので、
その人にあったものを適切に服用すべし。
というようなお話でした。
ある程度の年齢になったら、
毎日血圧を測ることも必要なようです。