そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

正しく生きる良い暮らし

ベネッセホールディングスの顧客情報漏えい問題が
話題になっている。
ニュース等で大きく取り上げざるを得ないのは、
市町村レベルでも、社会保障・税番号制度対応が始まるので、
個人情報をいかに適切に管理するかという点から、
法案は成立しているとはいえ、運用時に住基カードのときみたいに、
使えないものになる恐れがあるからではないか、と私は思う。
アウトソーシングと、守秘義務の徹底のむずかしさも浮き彫りになるだろう。

今回は、転売利益を目的にしたものだとは思うが、
疑われているシステムエンジニアが、
エドワード・スノーデン元CIA末端職員みたいな正義感を持っていたら、
もっと他の情報も一緒に持ち出して、
ひょっとしたら、安倍政権が傾きかねない事態になったかもしれない。

私は、社会保障・税番号制度については賛成の立場であるが、
今回の事件で、特定秘密保護法的なものが拡大解釈されるべく、
政府にとって都合のいい規制が増えてきそうなことが、
かなり危惧される。

ちなみに、社名の「ベネッセ(Benesse)」は、
ラテン語の bene (正しい、良い)と esse (生きる、暮らす)を
組み合わせた造語で、前向きに人生を謳歌する、
人間味豊かな生き方を象徴的に表現している。
(「ブランド・社名・ロゴマーク由来辞典」より)