パンが好きだ。
食パンもバゲットも菓子パンも好きだ。
スパゲッティも大好きだ。
前世は、イタリア人だったのではないかというぐらい。
しかし、極力わが家ではご飯を食べるようにしている。
トーストなんてとんでもない。
朝昼晩、3食がご飯である。
徳野貞夫先生の話を聞いたのは、もう10年以上前かもしれない。
すごかった。目からうろこの連続だった。
それに飯米救国の思想。
反米ではない。ご飯を一杯多く食べて日本を救おうという
保守思想なのだ。
それからである。
私が自分のことを保守の人だと意識したのは。
それなのに、国会議員の口からはそんな言葉は出てこない。
昔は違った。
コメの消費拡大キャンペーンに予算がついていたのだ。
それをもう一度というわけではないが、
せめて、米の飯を食って日本を救おうぐらいのことを叫べないのか。
政策はその後でよい。
飼料米を推奨する前に、ご飯を食べようもう一杯と言えないのか。
一票の格差是正で、都会に国会議員が増えている。
江戸時代の参勤交代に近い現状である。
しかし、国全体のことを考えるのが代議士であり、
参議院議員の務めではないのか。
そこで、若いお母さん方と、米生産者に集まってもらって、
ワークショップをやろうと考えておる。
おると言ったら、伊藤比呂美なので、考えているに直す。
それを小さくやったところで、大した力にはならないと思うが、
私はご飯をもっと食べようと、世界の中心で叫ぶのが、
政治家の仕事の一つであると思うからだ。
農地は食糧生産だけではなく、環境保全であり、
いのちを見直すみなもとなのである。