そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

レターバスに乗って

昨秋値上げした合志市コミュニティバス
乗客が減ったまま増えていないそうだ。
私も熊本地震以降、利用していなかったので、
今日久しぶりにレターバスで合志庁舎へ行った。

行きは、お昼時の便で、思ったよりも多く、
座れない人を含め、20数人だった。
つまり、どんなに利用者が増えても、そのへんが上限。
30人は厳しいだろう。
だから、収支率を言うならば、乗車率の悪い便を
多くの人に使ってもらうしかないというジレンマを抱える。
乗客の多い時間帯に便数を増やせば、
もともと運賃が安いのに、運行経費が増えるばかりだ。

だから、コミュニティバスを住民サービスと割りきって、
どこまで予算をつぎ込めるかという判断が必要だ。
平日なので、高齢者の利用が多かったが、
お出かけによる健康増進効果を数値化できれば簡単だが、
実際には、かかりつけのクリニックに通院という利用もある。

隣町の店舗でショッピングされたら、
それは購買力の流出だというが、
実際の税収での差額などが示されないので、
感情論の域を出ない。

地域公共交通に投入する歳出をどう位置づけるのか。
しっかり議論すべきである。
バスに揺られながら考えたことなので、
この程度の結論であった。