昨日の熊日に、
経済産業省が情報管理の強化を理由に
取材規制を強化したことについて、
経済同友会の小林喜光代表幹事のコメントが
載っていた。
引用すると「一定のルールを作ってやることは
結構だが、私の感覚では経産省が最も意図的に
情報をリークしてきた実績がある」
「会議の2,3日前に意図的に(情報を)出して劇化し、
国民に知らしめるという技を使っていた部分もある」
といった按配だ。
経産省に限らず、世論の反応を見るために
意図的に流されるのがリークであるから、
それ自体が非難されるべきことでもないが、
小林代表幹事が皮肉りたい気持ちもよくわかる。
さて、今日の熊日には、世耕弘成経済産業相が
1日の参院予算委員会で「経産省で始めた全執務室の
施錠や報道機関への取材対応を厳格化する措置に
踏み切った自身の判断を自賛、撤回する考えはない
ことを明らかにした」という記事も。
NHKラジオ第一でその中継を聞いていたのだが、
細かいところまでは記憶にない。
ただ、物の言いようが気に障る感じだった。
自身の判断を自賛しながらも、
皮肉めいた言い方だったからだ。
今後、経産省関連の前情報は、
すべて何らかの意図があって流されるものである
と判断すべし、という理解でよろしいかと思う。