そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

書店ゼロ自治体

8月24日の朝日新聞に「書店ゼロ自治体2割強」の記事。
あまりありがたくないが、熊本県合志市
書店が地域に1店舗もない7市の一つに実名入り。
合併前の合志町時代には、永江団地の近くに
小さな本屋さんがあったが今は焼き鳥屋になっている。
すぐ近くのプラモ屋さんはしっかり営業しているので、
書店経営の難しさだろう。
片山善博さんに言わせれば、図書館と書店は
自治体に必須だということになるが、
市内になくても、商圏には明林堂が2店舗、
それに熊本市中心街から移ってきた紀伊国屋書店もある。
環境的には悪くないと考える。
思えば、3館ある合志市図書館が貸出数で県下有数なのは、
書店がなかったことも大きいのかもしれない。
好きと商売でやっていけるかは違うが、
独自色を狙えば、規模の問題ではないと思う。
市民にとっては、読書のその先に何を見つけるかが
重要であるので、その水先案内人が身近にいることが
もっと大事である。