そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

コレクショブン

2回の引っ越しを経ても
ずっと持ってきた雑誌やLPレコードがある。
年取ったら、それを資料にして評論を書こうと
思っていたのだ、多分。
しかし先が見える年齢になると、そろそろ
身辺整理を考えなくちゃと思うようになった。
手元に置いておきたい理由は、無性に読んだり聞いたり
したくなったときに、すぐそこにあってほしいというものだ。
だが、本は読み返すより、同じ時間ならまだ読んだことのない
本を読んだもうがいいかもしれないし、
CDはパソコンに取り込んでいるし、
それ以外の多くはストリーミングサービスで聞くことができる。
しかし、いざ処分しようとすると右から左へ売れるものではない。
普段アーカイブとか保存とか言っている手前からではないが、
いくらで売れるかよりも誰かの手元に残ることが大事なのだ。
ということを私が気にする必要は別にないのだけれど。