そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

福岡刑務所

10月23日(水)

保護司会の研修先として福岡刑務所を訪問。
全体を案内してもらったが、巨大要塞というか、
工場という感じであった。
山の上に立地しているので、変則な建物群。
というか、全体像はよく分からない。
多分、警備上の配慮もあると思うが。
現在、定員1,808名に対して約1,500名の受刑者がいる。
最も多かった次期には収容数が1倍を超えていた。
いまその処遇は、改善更生意欲の喚起及び社会生活に
適応する能力の育成を図ることが目的である。
つまり、出てから後、再び戻って来なくて済むように
社会に適応する力をつけることが求められている。
社会復帰の前提として、医療も充実している。
犯罪被害者の家族や一般の市民には、
犯罪をした人にそんなに手厚く処遇すべきなのかと
思う人もいるかもしれない。
しかし、人はみな立ち直ることができるという前提で
私達の社会は成り立っている。
それを多くの人に改めて認識してもらいたいと願う。


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