菅内閣になって初めての臨時国会。
冒頭の所信表明演説を私はラジオで聞いた。
特に何かを期待するわけではなかったが、
3番めにグリーン社会の実現が出てきて、
2050年までに温室効果ガスの排出を全体として
ゼロにするという宣言にはちょっと驚いた。
しかし少し調べると、すでに
昨年6月11日にパリ協定に基づく成長戦略としての
長期戦略として、前段が閣議決定されている。
その時点では日本では2050年までに80％削減であった。
しかし100％削減はパリ協定での実質的な合意である。
国際秩序の中にいる限り、いずれ果たすことを
約束せざるを得ない。
そこで、他は目前の重要課題ばかりなので、
40年先という今の所限りなく無責任でいられる
カーボンニュートラルを打ち出したのだろう。
あとは具体的に何をやるかにかかっている。
