そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

爆買イージス

12月13日付け赤旗日曜版に半田滋さんが書いている。
イージス・アショアは防衛省がもともと考えていた
構想ではなく、安倍晋三前首相が政治判断で決めたもの。
それは聞いていた話。
今年6月に政府はそのアショアの配備断念を決めたが、
実は米国などと1700億円以上の契約済みだったので、
違約金問題や官邸のメンツのために
「断念したのは陸上配備のイージス・アショアであって、
洋上イージスなら問題ない」というへ理屈をひねり出したと。
陸上イージスで導入を決めていたレーダーの転用などで、
断念した陸上イージス2基より2割以上高くなる可能性がある。
このコロナ禍なのに、防衛省予算は大幅増。
いったい何の、どこにある危機に対応するのか。
じわじわと敵基地攻撃用装備も揃いつつあるというが、
「抑止力」という不安を煽る妄想の副作用で、
周辺国もあらに軍事力を強めようとすることになり、
「『日本を守る』が看板の政策で、かえって東アジア全体が
不安定化してしま」うということなのだ。