そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

公共政策コンペ

午前9時より、議会広報委員会。お昼まで。
広報委員長は一般的な役割としての編集長というわけではない。
委員全員で協議しながら作り上げていくのが
議会だよりだと思う。
午後3時より、熊本大学公共政策コンペの
オンラインシンポジウムに参加。
といっても、じっくり視聴していたわけではなく、
デスクワークをやりながら。
菊池市玉名市、上天草各市役所の企画担当者が
実践事例を紹介しながら、課題解決の試行について語る。
私はフェイスブックで知ったが、行政職員なら
どの市町村であっても、情報収集の一環として、
こういうイベントには参加してもらいたいものだ。
3市の共通点は何だか分かりますか。
人口が減少していることと地元に高校があるということ。
それでも卒業後、域外に出ていく子どもたちは多い。
高校がない合志市としてはうらやましい点もある。
熊本高専はどちらかといえば
外からやって来る方が多いと思う。
合志市の場合、子育て世代が移住定住で引っ越してくる割合が多い。
私も30年前にそうやって入ってきたのではあるが、
子どもたちは外に出てしまっている典型的な例だ。
仕事を求めて出ていくと言っても、熊本都市圏なので
熊本市の企業に勤める、熊本市が仕事の拠点であることは
合志市にとってのデメリットではない。
単なるベッドタウンは今ではあまり評価されないのかもしれないが、
そこに残る、戻ってくる、住んでみたくなる、
そういう気持ちにさせる魅力というか、決心させるサムシングが
備わっているかどうかの問題であると思う。
そういう意味ではちょっとした「きっかけ」であるとも言える。
地道な魅力探しを続けることこそ必要なことではないだろうか。