そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

千代にや千代に

NHKの朝ドラ「おちょやん」が終わった。
途中、というか個人的には最初から
どうも乗れなかったのだけれど、
すごーくゆっくりと面白くなってきて、
それは杉咲花の演技に慣れてきたというのも
あったかもしれない。
私がおっ、となったのは、成田凌が劇中舞台で
お笑いの役者になりきっていたのを見たとき。
あと月並みだけれど、戦争が挟まってきたところだろうか。
どうしても被害者としての戦争しか描けていないのが
気になるところではあるが、今回は戦争も
新喜劇の歴史の中の1ページに過ぎない、みたいな
そういう感じがあったところが、少し違った。
それで最終回が近づいても、ドラマのテンションが下がらず、
本当に本日まで、無駄なく演じてくれたなと思う。
朝ドラの最終話はだいたい、予定調和の蛇足みたいな
どうでもいい消化試合みたいなのが多かったと思う。
そういう意味ではよくやったと評価したい。
だが、記憶が上書きされただけで、
過去のドラマをよく覚えていないということかもしれないが。