そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

平成的なもの

2019(平成31)年4月6日の熊日記事。
姜尚中 転換期の思考」というインタビューで
姜尚中さんは東京五輪や大阪・関西万博についてこう語る。
「決まった以上は開催すべきだと思うが、国民生活を
底上げできるとは考えにくい。前回の東京五輪の際は、
かなりパイが地方にまで届き、高揚感を国民が共有できたが、
当時とは状況が異なる。地方が疲弊する一方で、
東京一極集中が進み、政策や政治の幅を
どんどん狭めているのは気掛かりだ。
指導的な立場の50代、60代が平成の良さを見直し、
若い世代を育ててほしい」
多くの人が語っている通りではあるが、
高度成長期の発想から抜け出すことを改めて指摘、
昭和的な感覚が平成を必要以上に貶めている。
まわりの国(例えば中国や韓国)が伸びたことを認められない人たちが
どんどん守旧的な傾向を強めるなか、安倍晋三的なものが
次第に失速していく、ことを私は願っている。