そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

首相に焦り(当時)

2919年(令和元年)9月6日付の熊日朝刊に
北方領土交渉進展なしという記事があった。
安倍晋三首相(当時)が、自分の政権のレガシー(政治的遺産)
づくりのために、プーチン大統領のご機嫌取りをする様子が
うかがえる内容である。
ウラジオストクで開かれた「東方経済フォーラム」で首脳会談後、
演説までしている。「日本側は首脳間交渉を維持するため
プーチン氏を刺激しないよう配慮する」という按配だ。
当時、プーチンは実質所得の低落傾向や強権的な体制への
不満から政権与党「統一ロシア」の支持率が7月に
過去最低の約32%を記録していた。
また9月の統一地方選では北方領土を事実上管轄する
サハリン州など一部地域で与党候補の苦戦が伝えられる、ともあった。