そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

64(ロクヨン)

ふと、NHKドラマ版「64(ロクヨン)」が見たくなった。
諸般の事情で、DVDでしか見ることができないと思い、メルカリで買おうかと思ったが安くはない。
そのとき、頭の中で東京03飯塚悟志が「あ!」と言った、ような気がした。
ゲオオンラインストアでレンタルしよう!!早速開くと、1枚50円のセール中で期間は20日間。いいね、していた吉田美奈子のCDとかあるし、まとめて借りれば送料がお得感。

この「64」は、DVDで3枚組5話。ネタバレになるが、主演はピエール瀧で、新井浩文も結構いい役やってたのに、諸事情を作りやがって😡
内容は検索してもらうとして、横山秀夫の原作がしっかりしているからだろうが、脚本の大森寿美男、演出の井上剛ともに素晴らしい。不穏な音楽をやらせたら、右に出るものなし大友良英

D県警が舞台となり、平成64年の未解決誘拐事件が鍵となるのだが、この県警と本庁の関係がかなり重要で、奇しくも先般の安倍元首相殺害事件の警備責任問題を想起させる組織論が伏線となっている。
主人公が県警広報官ということで、メディア対応の丁々発止も見どころなんですが、舞台が約20年前ということもあり、令和の現在こんな切迫感はないのではないかなと少し寂しくもあり。

イチオシは、山本美月の広報担当職員です。誰もがそれぞれに素晴らしい演技を見せてくれるので、特に彼女のボールペンメモを推しておきたい。

演出の井上剛は熊本高校から早稲田に行ってる。「ハゲタカ」で知られるが、朝ドラ「てっぱん」や「あまちゃん」でもチーフ、「いだてん」も担当しているヤオイカンひとです。