そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

菊陽町長選挙

弟の高校時代の友人が出馬した12年前の菊陽町長選挙。
勝利を願ったが敗北した。
そして4年後、2度めも苦杯をなめた。
おそらく掲げた政策としては新しかったはずだが、
いかんせん古い船を動かすのは難しい。
そして今回新しい菊陽町長が決まった。
吉本孝寿さんは、しばらくあじさいの会でともに議論した。
前回の選挙でも惜しいところまで行っていたので、
今度は強いと思っていたし、
それだけの動きも早くからやっていた。
心よりお祝いの言葉を送りたい。
私も議員を務めて今年で13年目。
行政のあり方、動きはそう簡単には変わらない、変えられない、
そのことが当たり前に思えてきた。
それじゃいけないと言われるかもしれないが、
行政のしごとは基本的に慣性なのである。
動いているほうに動くものなのだ。
新しい風とか、いま変えようとか、
スローガン的には間違っていないし、そうあるべきだが、
よほどの重大事(原発とかダムとか)でもない限り
基礎自治体の進む道は、身近な小さな積み重ねである。
その自治体だけでできることは限られている。
だからこそ、その動きを変えるために有用なこと、
それをすること、挑むこと、説得することが必要だ。
そしてやはり、さあ今、そしてこれから、なのである。