そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

異次元の少子化対策

3月29日の毎日新聞電子版。
岸田首相の少子化対策の異次元は、従来と変わらないと指摘している。
これは、おそらく日本人の7割はそう感じているかもしれない。
少子化の直接的な原因は晩婚化と未婚化である。

実は、20年5月に閣議決定された「第4次少子化社会対策大綱」は、
既によりどころとなる方針であった。
その重点的課題として取り上げられた働き方改革
具体的には、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、
雇用形態に関わらない公正な待遇の確保などが盛り込まれている。

異次元とは言っているものの、
閣議決定されたものの、遅々として進んでいない政策を
いかにも自分が新しく取り組むみたいに言っただけなのだ。
この2月に発表した、22年生まれの子どもの数が80万人割れと、
予測より8年早かったことの衝撃がある。