そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

広報委員長を終えるにあたって①~?/?/1999?・k145

 PTAはボランティア活動の一つである。ということを小学校の役員の集まりで言ったことがある。そのときは、そのことについて、反応がほとんどなかったのだが、そのPTA活動の中で最も敬遠されると言われる広報委員をつとめて2年。2年目の今年は委員長だったので、責任がちょっと重たくもあったが、何とか無事に終わろうとしている。確かに広報紙を継続的に発行することはたいへんなことなのだが、経験された方は少なくとも苦労以上の楽しさを得られたことと思う。充実感はどんなボランティアにもつきものの得がたい感動である。

 ところで、私の参加した広報委員会もほとんどが女性であって、これはPTA役員、委員全般に言えることだと思うが、男女共同参画社会が唱えられる現在においても、ここでは女性優位(あくまで人数の上でという意味)の世界であると思う。

 では何故、女性が多いのかというと、私の小学校時代もそうであったが、少なくとも勤め人の男親は外で働いて、家庭のこと学校のことは母親にまかせっぱなしでよいという風潮が、PTA誕生のころからあるからだと思われる。ただ会長をはじめ、要職は昼間比較的に時間が自由になる、開業医、商店主、農業者などであったような気がする。それは共働きがごく普通になった今もあまり変わらないのではないか。もちろんこれは、私の経験と、私の現在の身の回りの狭い範囲でのことを参考にしての意見だが。     <②へ続く>