そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

知ることより考えることより...

風邪で2,3日寝ていたので、その間、図書館で借りていた池田晶子著『知ることより考えること』を読んだ。この2月に亡くなった著者の人生観というか、死生観に触れてはいたが、やはり志半ばという無念さは、いかばかりかと、、何度も書くけど、松岡ショッ…

このくやしさはなんだろう

松岡利勝農水相の自殺の報を受けた安部首相は、ワールドトレードセンタービルへの旅客機突入の知らせを受けたブッシュ大統領の、一瞬思考停止したあの顔になっただろうか。首相サイドは当然、これは好機だと思ったに違いない。それを思うと、私はくやしくて…

栄光のニュースキャスター

5月13日の熊日に、今期限りで引退する田英夫参院議員のインタビューが掲載されていた。「ベトナム戦争報道をめぐり、自民党の一部政治家の圧力でキャスターを解任された」と、そういうこともあったな。同じくキャスターとして、馴染み深いのは、古谷綱正さん…

惑星大戦争

今日は、映画『スター・ウォーズ』、いわゆるエピソード?Wが、1977年に全米で公開された日らしい。30年前だからといって、情報伝播速度が遅かったわけではない。アメリカでの一部熱狂の様は、日本のSFファンに伝わり、評論家の石上三登志氏は、すぐにアメ…

麦秋

このおいしそうな小麦色。これは、パン用小麦ミナミサオリ、じゃなくてミナミノカオリという品種らしいです。大津町下町で、5月16日撮影。

牛海綿状農水相を救え!

中国から輸入したペットフードに毒物が入っていたという事件で、アメリカのジョビジョバとかいう政府高官が、中国政府に、食品の安全性に対して、厳重な配慮と規制を求めたらしい。国内世論が黙っていなかったかららしいのだが、おいおい、それじゃBSE(…

小泉今日子の書評・5/14/2007

小泉今日子というカテゴリーも要るな。久々に本よみうり堂をチェック。見やすいサイトなんだけど、私みたいに小泉の書評が、ほとんど、お目当てというような者にとって、ぜーんぶ<続きを読>まないと、小泉の書評にたどり着かないというのはま、言ってみれ…

都市計画、利権の洪水。

都市計画が規制緩和とともに進められてきたというと、聞こえはいいが、この規制緩和は実は容積率を中心とした緩和にすぎない。地元の声をないがしろにして、建設業をはじめとする産業界の利益のために、ひたすら国土を食いものにしてきたことが、この本を読…

ジェネレーションD

先週と今週の2週に渡って、山下達郎の「サンデーソングブック」は、竹内まりやのニューアルバム『デニム』の特集だった。山下のプロデューサーとしての力量は、相当に評価していたのだが、以前はあまり好きではなかった彼女の歌。人生経験を積むごとに、作…

私は、ディーヴォ?!

今日は、デニス・ホッパーの誕生日だと、LOVE-FMでジュンコ・フジタが言ってた。デニス・ホッパーは、映画『イージー・ライダー』で主演・監督を務めた人。もっと若いときは、確か『理由なき反抗』で、ジェームズ・ディーンの友達かなんかやってた。…

これが青春だ

5月15日付日経、「成長を考える」という連載の第6部。「格差論を超えて」の最終回の結び。<90年代からの苦闘の15年を抜け出した今も、時に「第2の敗戦」になぞらえられる。自由で公正な市場の下でチャンスを生かす社会こそ、格差論争を超えた成長の土台を築…

ゆうがたフレンドに出演しました。

昨日のシティFM「ゆうがたフレンド」を聞いて、私のブログを初めて訪れた方もいるかもしれない。「なんだ、こんなもん」と思われた方、すみません。 初めてなのに、全然初めてな感じがしなかった森永さんに、あまりに打ち解けたしゃべり方をしてしまったの…

似てる!

「こうのとりのゆりかご」に3歳児が置き去りにされた件で、慈恵病院の蓮田院長は、「そういうことがあったかどうかもコメントできない」というようなコメントをしていた。そんな訳の分からないコメントをしてどうする、とお怒りの方もいたかもしれないが、N…

ななつの夏

ななつの夏 私は息子に言う おまえのポケットには ななつの夏が入っているんだよ そら 熱ちーて ヤケドすったい おとうさんは夏を四十個も持っている とびきり暑いのや 心凍えた日々 からっぽってのも あるにはあるけど 一年に一個ずつ 大事に集めてきたんだ…

都市と水と、

水は日本を水田文化の国として豊かにはぐくんできたものであるが、洪水をはじめとして、水との付き合いには必ずわずらわしさがつきまとう。戦後の高度成長期はその歴史の中で全国的に都市化が進み、水と文化を切り離してしまうような異常な時期であった。そ…

美しい戦争

『俺は、君のためにこそ死ににいく』という映画は、製作総指揮が石原慎太郎(74)ということで、もともと色眼鏡で見られるが、それは仕方がない。74歳というのは、戦時中、バリバリの軍国教育を受けたにも関わらず、戦場に赴けなかったことで、かなりのコン…

威風堂々>5/9/2007・k329

安倍首相が靖国神社の春季例大祭のい合わせて供え物を送っていたという。「内閣総理大臣」名での奉納が対外的にどう評価されるかは、中国韓国両政府あるいは、メディアに任せるとして、今回、日本国民として、私が興味を覚えるのは、その供え物が5万円相当だ…

ユビキタスの先から世界へ

利用者が周囲の道路情報を共有することで、渋滞を回避する機能を向上させるカーナビ「サイバーナビ」が、パイオニアから発売されるそうだ。5月10日付熊日の記事から。このカーナビは、従来の道路交通情報システム(VICS)が対応していない細かなルートの…

「大団円!」

いよいよ、ネコ通信も最終回。 思えば、そんなに長い月日が流れたのかと思います。 個人的には、正直言って、ネコの個性より、 観察にかける情熱(みたいなもの)から、生まれる文章が 楽しかったのでした。 ということは、yesyouさんの世界観が面白い…

働く男

小説新潮5月号の特集は「人生が二度あれば」だ。そのテーマで、何人かの小説家が競作していて、その中の重松清の「マティスのビンタ」を読んだのだが、どうもなあ、でした。ありきたりの終わり方で。 それはそうと、井上陽水のロングインタビューが、これが…

「昭和の日」の小さな映画会>4/30/2007・k328

毎年4月29日に大津町のお寺で開かれる小さな映画会。小津安二郎シリーズを10年続け、その後、山田洋次監督で6年目。「上井手映画祭」としては、記念すべき通算30回目の今年選ばれた作品は、昭和41年公開の『なつかしい風来坊』。初めて見てもなぜか郷愁に誘…

「クルマがやさしくなるために」

Then and Now : 平成9(1997)年3月16日付熊本日日新聞「私の三ツ星」掲載。 ひょっとしたら、前にエントリーしてるかも… このゴールデンウィーク中に熊本県では、5人の方が交通事故で亡くなった。 原因はいろいろだろうが、街頭の交通指導、パトカー、白バ…

明日晴れるか

話題になってるんだか、どうだか知らないが、毎週見ている、フジテレビ系月9ドラマ「プロポーズ大作戦」。長澤まさみと山下智久のコンビで視聴率稼げなかったら大問題。ウェディングドレス姿の長澤まさみは、ハッとする美しさだが、高校生時代に飛ぶと、茶…

驚・サイレント

3月27日付熊日に電気自動車の記事が載っていた。この連休で新聞の整理をしたのだ。<「接近するのに気が付きにくいから、何か音を出す仕組みが必要との論議もあります」と三菱自動車>それに対して、本多孝記者は<それは本末転倒では。人がいそうな場所…

「ロゴができた」

「ロゴができた」51号である。あと1号で52号!泣いても笑っても、町内駆け回ってもあと1号だ。で、ロゴを作ってみた。今号はそのお披露目。「a」をネコのカタチにしたところがミソじゃな!モデルは第1回「ルナールのネコ」ウイナーのエルメスじゃな!まぁま…

コミュニケーション・ブレイクダウン

自分の書く文章や主張に於いては、コミュニケーションの不足を嘆いたり、その必要性を訴えたりする私だが、実のところ、私は他人とのコミュニケーションが苦手なのだ。話が出来ないわけではない。相手の言うことは理解出来るのだが、自分の主張を分かっても…

「ザ・団塊!国会ウォッチャーの日々」>4/22/2007・k327

仕事の移動中、カーラジオで国会の委員会中継を聞いていて、活字に要約されたものではない、実況で交わされる政治家の生の声に触れることの大事さを痛感した。しかし、仕事中の身、ずっと聞いているわけにはいかない。そこでふと思ったのだが、これから続々…

「50号記念All Stars、あるいは、こんなはずではなかっ

これは、私の友人が送ってくれるメルマがガのコピーです。 もうすぐ連載が終了するようです。 でも、大丈夫。「晴れ永遠」では、いつでも、いつまでも読めます。 …いまのところ…「50号記念All Stars、あるいは、こんなはずではなかった」 記念すべき50号であ…

今宵、独りグラスを傾けてぇ

『今宵、フィッツジェラルド劇場で』を見た。今日は映画の日だということを忘れていて、レディースデイよりゆっくり出来ると思い込んでいた私が迂濶だった。にしても、見終わって、なんでこんなに全身全霊全力で映画を見なくちゃいけないんだと、自分でもあ…