そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

晴れた日には永遠が見える

火山活動から考える

くまもと森都心プラザで行われたシンポジウム「近年の火山活動から考える一般市民のための火山災害対策」に参加した。日本損害保険協会の主催。まず、清水洋(九州大大学院理学研究員教授/火山噴火予知連絡会副会長)が、「火山噴火予知の実力と災害軽減のた…

絶叫!パニック映画大全

上妻祥浩著、河出書房新社刊『絶叫!パニック映画大全』昔は、こういうマニアックな映画本がよく出版されていた。昔とは、植草甚一さんがご存命の時代である。売れていたのかどうか分からないが、ロック系の音楽や映画に関する評論家の仕事は、そこそこあっ…

一枚の写真

菊池市の泗水総合庁舎に行くと、花房台飛行場の戦争遺跡の展示があっていた。米軍機や日本の戦闘機のモデルが立派だったけれど、そのそばに、この写真があった。え?旧泗水村郵便局前での記念写真。ということは、局長だった私の祖父が写っているのではと、…

わたし遺産

朝日新聞で、三井住友信託銀行の「わたし遺産」募集の広告を見た。→リンク ちょうど穂村弘さんの文章が載っていて、それがすごくよかった(公式サイト内で読むことができます)。私もすでに人生の折り返し点をおり返してずいぶんになるので、これまでに見た…

empty sky

高校生の頃は、 いつも何とはなしに 胸に隙間を感じつつ、抱えきれない空しさを 持て余していたものだ。 きょう偶然にも見つけた春の空はすっかり満たされていた。 あれから39年。

夜伽(ヨトギ)

友人の母上が亡くなられ、今夜、夜伽が行われた。友人の父上は前の住職であるが、謝辞の言葉は、たいへんありがたいものだった。昨今、通夜式が葬儀の前夜祭のようになっているので、あえて「夜伽」と案内を出したとのこと。もともとは、病床の人に元気を出…

航海日誌は異常なし

朝、カーテン越しにまぶしい光が射していた。昨日までのことが夢だったら・・・まずそう思った。ネット上では、さまざまな情報が飛び交っている。テレビでは、映像が文字通り洪水となっている。ここ合志市では、放射冷却と思われる朝の多少の冷え込みも、こ…

美学

今野雄二さんが亡くなった。事実を事実としてありのままに受け止める。ミュージックマガジン誌での映画評は、楽しみの一つだったんだけど、もはや時代には合わなかったのか。氏のテイストが時代の先端だった時期も確かにあったんだけどな。、もう居場所がな…

ル・プティ・プランス

10月に、B研(青山学院大学ビートルズ訳詞研究会)のOB会がある旨、先輩からメールをもらったが、残念だけれど、今のところ、行けない確率が高い。 このB研というのは、おそらく、1970年代から80年代にかけて、青学にサークル連合という組織があ…

いい日和だね 2

いい日和だね ゆれるバスの窓に いたずらっぽい光が はじけるね 恋を知らない小鳥さんに チョコレートをあげようか 銀色のリボンが もつれないように しばらく風も おとなしく 高校生のときに作った歌。タイトルは、ビートルズの‘Good Day Sunshine’の和訳。…

過去形の天気予報

昨日の熊日に県民文芸賞の入選作の発表の記事が載っていた。私の名前は無かった。ちょっとショックだったな。なので、ここに発表。来年まで、1年は長いが、次回に賭けよう。来年度、県民文芸賞がなくならないことを祈念して。「過去形の天気予報」 町はずれ…

起死回生。崖っぷちの月9!!

さあ、週刊文春がもっとも恐れる!クンタキンヤの「今井舞ドラマ・メッタ斬り!」をメッタ斬り!――のつもりであったが、ドラマも夏バテなら、今井舞も今回は総じておとなしめ。なにせ、「救命病棟24時」には、敵前逃亡図られて、「ブザービート~崖っぷちの…

職業詩人

ピカソは、詩人でもあったそうだ。で、昔読んだ話なので、正確かどうか心許ないが、ある人が書いた詩を読んで、どうして句読点を付けるのだと意見したらしい。「句読点」は、日本語的に記憶した言葉だが。当時、詩人見習いだった私は、その言に感化された。…

ジャスト・ライク・スターティング・・・

先週のFM791「夕方フレンド」では、父の日に寄せて、というテーマで、メール、Fax等を募っていた。私は、例の「ジョン・レノン」ネタを思いついて、番組に携帯でメール。ジョン・レノンが、NYで射殺された日、私は長崎の壱岐にいた。当時、父は仕事の関…

「弟の誕生日」の日

昨日は、38歳で亡くなった私の実弟の誕生日だった。この場合、「だった」は昨日に呼応するもので、誕生日に過去形はないとは思うのだが。弟の命日は、7月7日で、これは覚えやすく忘れにくいが何年経っても、認めたくない日なので、という話ではなかった。弟…

ななつの夏

ななつの夏 私は息子に言う おまえのポケットには ななつの夏が入っているんだよ そら 熱ちーて ヤケドすったい おとうさんは夏を四十個も持っている とびきり暑いのや 心凍えた日々 からっぽってのも あるにはあるけど 一年に一個ずつ 大事に集めてきたんだ…

携帯から

パソコンが昨夜ついに起動しなくなった。@niftyで、携帯からもココログにアクセス出来るようになったと知り、こうやって書き込んでいます。しばらく更新少なくなります。悪しからず(ペコリ

無駄な支出をさせていないか

平成9(1997)年3月27日付熊本日日新聞「読者のひろば」掲載。官僚の不祥事や公費の不正支出が問題になると必ず出てくる言葉は、「だれが税金を払っていると思ってるんだ」というものです。確かにその怒りは正当なものですが、そういう私たちは税金を納めなが…

パパとお出かけ・こぼれ話

これは平成9(1997)年3月8日付くまにち・すぱいす掲載の続き。 [証明写真] プリクラではなく、由緒正しいインスタント証明写真ボックス。 モノクロだが、これは家族のスナップというより、 安価な記念写真であり、何となく社会性があると思う。 ウチは、2回…

父と子の絆は?

平成9(1997)年3月8日付くまにち・すぱいす掲載。先日、長男が「へそのお、へそのお」と騒いでいるので、何事かと思ったら、小学校で「わたしが生まれたころ」とか何とかいう授業があるそうで、私もその「母と子の絆」を目の当たりにした。それに引きかえ「…

晴れ永遠(トワ)

たとえば、Googleで、「クンタキンヤ」と検索すると、(「クンタキンヤ」で検索すると、か?)この「晴れた日には永遠が見える」が出てきます。でも「晴れた日には永遠が見える」で検索してもトップじゃない。ところが「晴れ永遠」で検索したら、なん…

航海記初版

ぼくは海に乗り出していたお気に入り空軍シャツを着てブルージーン船長になったんだ初めての島々に目を見張りながら君のやさしさに包まれる 風がひゅうっと口笛吹いて飛ばされたきらきら帽子は―――青い空をぐんぐんぐん泳ぐんだ初めての恋人を流し目 見ながら…

人類を信頼する

熊日で、「世界は今 その将来像」という連載インタビューが読める。1月5日は、元欧州委員会委員長 ジャック・ドロール氏。「イラクやスーダン・ダルフールでの暴力を目にしたために絶望的な思いで一日を終えることがある。夜間、世界は破滅するのではないか…

遼くんの冒険

二男の遼(中2)は、DJ OZMAと、氣志團の綾小路翔が同一人物だと私が言うと、そんなことは絶対にあり得ないと、頑固に言い張っていた。しかし、彼の結婚発表の新聞記事を見て、仕方なく認めざるを得なかった。 それで思い出したが、小学4年までサンタ…

プロパガンダ

12月8日熊日に東京大学大学院情報学環アーカイブの「第一次大戦期プロパガンダ・ポスターコレクション」についてプロジェクトリーダーの吉見俊哉教授が書いた文章があった。「この時代、大衆に最も影響力あるメディアは、新聞以外ではまだ映画でもラジオでも…

「新しいテンプレート」

これ、見にくいって言う人、多いだろうな(笑ココログのセンスを疑うより、選ぶ人の良識の問題?

宇宙船リカバリー号のログ

あれは、月曜日のこと。最近ずっとフリーズしがちだったパソコンが、ついにセーフモードでも起動できないという事態に直面。サポートに電話したら、再セットアップしかないとのこと。過去に1度しかバックアップを取ったことがなく、それもその途中で固まっ…

団塊世代のアイコン

熊本日日新聞に「夢見たものは今 ~団塊世代のアイコン」という記事が連載されている。共同通信社で作ってるんだろうけど、9月25日付第34回での、女優の有馬稲子さんのコメントが光っていた。 「団塊世代」論はたぶん、会社人間をまとまった量で把握するのに…

台風情報

台風13号が来て、去った。「嵐の晩が好きさ」と歌ったのは、ジャックスの「マリアンヌ」だったか、風や雨が強い夜に思い出す。 昔は、台風というと何となくわくわくしながらラジオの台風情報など聞いたものだが、家族が出来て自分の家を持って、実際に被害を…

「夏色のおもいで」

私が高校3年のときに描いた油絵(50号)。作品自体は、現存していない。写真が残っていたのが発見されました。タイトルは表記のとおり「夏色のおもいで」です。 高校の校舎の東側に確か、4本か5本植わっていたポプラの樹を、夏休みに3階の教室から描きました。…