そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「週刊クンタキンヤ」~4/20/2000・k129

春のせいか、新学期だからか、自転車通学の高校生が増えたような気がする。2列3列は当り前。信号のある交差点では渡らず、その前後で道路を横断する、ルールは守らないことの方が、かっこいいと感じる年頃というものが確かにある。 しかし、それはクルマを運…

「週刊クンタキンヤ」~5/20/2000・k128

玄関先や庭先で、色とりどりの花が咲いているのが、よく見受けられるようになりました。季節のせいもあるでしょうが、ガーデニング・ブームが一役買っているのは間違いないことです。 楽しませてもらって、心まで晴れやかになるし、長続きしてほしい流行です…

「週刊クンタキンヤ」~5/15/2000・k127

とある月曜日、上通を歩いていると、小学生が数人、お母さん方と、お店調べみたいなのをやっていた。 お店のマップを作るのもいいけど、そこら辺に止めてあって、通行のジャマになる自転車、こんな所に止めていいのかなってことや、押して歩かなくちゃいけな…

映画『クッキー・フォーチュン』~?/?/2000?・k126

ロバート・アルトマン監督は以前インタビューで「うまい物を食わせれば、スタッフもいい仕事をする」と語っていたが、確かにクレジットにシェフが5名ほど、調理担当者として名前を連ねる。また舞台がアメリカ南部ということもあって、食い物のネタも重要だ。…

「週刊クンタキンヤ」~5/25/2000・k125

・カマキリの話「コウビしてるときは、メスの方がオスより強くなって、オスは食べられるんだって」突然、二男のリョウ(8歳)が言った。続けてひとこと。「虫だけじゃなくて、(生き物が)何でもそうだったら、おとうさん生きとらんだったね」もしそうだったら…

土に返る~5?/?/2000

コーヒーをいれた後の豆の出がらしを、私は庭先で土に返します。ブラジルかどこかの土地で育ったコーヒーが、海を越えてはるばるやって来て、日本の土になる。考えてみれば、ちょっと不思議な気がしませんか。 しかし、食料自給率の低いわが国のこと、食べら…

情報消費者物価指数は、乱高下~7/10/2000

少年が何か犯罪を起すと、小学校や中学校の卒業文集の文章が新聞・テレビで公表され、情報消費者であるわれわれに素人判断の手がかりをくれる。 岡山で下級生をバットで殴ったとされる高校生の場合は、ノートに書かれた小説のようなものが、犯行を予告してい…

「週刊クンタキンヤ」7/4/2000

・モノノネダン いまや、MDの時代。でも私の世代は、カセット・テープと共にあったので、カセットに対するこだわりは強い。 で、店頭セールの1本100円は、安いと感じる。メーカーもタイプもバラバラでも、カセットは仮の姿なのだから、それでよいのだ。 …

議員の世襲について~7/28/2000

8歳の二男が、カレンダーの標語を見て私に聞いた。「おとうさん、『カラの容器ほど大きい音を立てる』ってどういう意味」「それは、中身のない人ほど、大きい声を出したり、いばったりするってことだろ」と私が答えると「じゃ、森総理とかー」と彼は言う。首…

「週刊クンタキンヤ」2/27/2000

イチオシ!エンタテインメントのビデオで『天国から来たチャンピオン』を取り上げて頂いてありがとうございます。 わたくし、ただのこの映画のファンに過ぎませんが、原題の“Heaven Can Wait”天国は待っていてくれる~については、小学校のPT…

村上春樹氏への初めての手紙・Ⅰ~6/25/2000

初めまして。 私は村上さんが『羊をめぐる冒険』を書き終えたとき、自分で涙が止まらなくなるくらい泣けたという話をどこかのエッセイで読んで以来のファンです。 とはいえ、申しわけないことに、最近の作品は落ち着いてじっくり読もうと思いながら、全然読…

村上春樹氏への初めての手紙・Ⅱ~6/25/2000【Ⅰの続き】

あの頃(といっても何年かは前後するかもしれませんが)たとえば、ニーナとフレデリックの「エリザベスⅠ世とⅡ世」―――あ、これは別にA、B面ではないですが、フラワー・ポットメンの「花咲くサンフランシスコ」というのが、やはりA・B面、パートⅠ・Ⅱでした…

イエロー・モンキーは、ロックだ~?/?/1999or2000

今どきロックなんて言葉は、死語にも近いのかもしれないが、イエロー・モンキーは、まぎれもなく「ロック」である。 注目したのは「球根」という曲を聞いたときだった。悪の華が咲きそうな、おどろおどろしさもあったが、見かけによらず健全な精神が感じられ…

映画は小説の想像力を借り、小説は映画を模倣する~3/20/2000

この小説には、自衛隊のミサイル護衛艦、日米防衛協力問題や究極の生物化学兵器、北朝鮮の工作員などなど、新鮮な素材が惜しみなく使われ料理されている。手に取っただけで、胃にもたれそう、という大長編である。 でも何でも食べてみなくてはわからない。海…

『アメリカかぶれの日本コンビニ・グルメ論』~6/17/2000

日本人は断言されることを好む国民だ。という言いまわしが、おそらく私が典型的な日本人のひとりであることを端的に表しているだろう。 最初は、コンビニと日本人の食生活に関する考察だろうと思っていたのだったが、6年間をニューヨークで過ごした著者のア…

『国の福祉にどこまで頼れるか』~6/12/1999

この本の中で述べられる福祉は、社会保障を含む広義の意味であると最初に断り書きがあるが、年金・医療費・雇用問題など、本来ひとつずつを取り出して改革できるものではないのに、総合的に施策を進めるべき行政のネットワークはどうなっているのだろう。 第…

本上まなみ参上~6/12/1999

本上まなみを初めて認識したのは「GOAください」のコマーシャルだった。彼女の父親役は、日本のロック界のご隠居、ムーンライダーズの鈴木慶一。普通なんだけど、人目をはばかるには、さすがに美しすぎて、この春は1年ぶりにGOAもリバイバル。 その後…

映画『アメリカン・ビューティー』~6/3/2000

次第に壊れてゆくアメリカの中流家庭を取りまく日常という見方をする人が多かったこの映画。私は逆にバラバラだったものが、みんなが本音をぶちまけていく内に、ひとつにまとまり大団円となる、と見た。 主人公の語りで、お話が進むので「彼の死」という形で…

恋愛小説、泣けるばかりではなく~5/2/2000

たまには恋愛小説も良いと思った。読み終わってジーンと来るやつではなく、人生って色々あるけど、やっぱりいいもんだと感じさせてくれる、爽やかなストーリー。 現在と回想を自由に行き来する自然な文書の流れは、お話としては映画やテレビドラマに出来そう…

交差点改良は、政策を映す鏡~1?/?/2000

先日、市街地再開発事業に伴う水道町交差点の改良事業の記事が、本紙に載っていました。その目的は、交通事故の発生を減らすことにあるのでしょうか。 事故の原因がどこにあるのか確かなことは私にはわかりませんが、交差点を通過中感じることは、信号が黄色…

「アリーmyラブ」~2?/?/2000

日曜の夜更けの番組は、翌日のことを考えると、ビデオに録画して後で見るようにした方が賢明だとは思うのだが、アリー・マクビルが恋に仕事に悩みつつも、生き生きと生活しているのを見ると、明日月曜日から、またがんばろうという気にさせてくれるのも事実…

交通アドバイザー会議~7?/?/1999?

九州運輸局の交通アドバイザーに選ばれて、昨年の12月から3回の会議に出席した。座長の渡辺治千賀恵先生が専門家である以外は、公共交通機関を普段よく利用するという7名の集まりであった。会議では、私達が日頃感じている疑問や意見に対して、各交通事業者…

「人と環境に対する優しさとは」11?/?/1999

閉まるときにゆっくり戻るドアがあります。これは後から来る人の目の前でバタンと閉まっては危険だからという理由で、そういう工夫がしてあるのだと思いますが、これが俗に言う「人に優しい」ということになるのでしょうか。本当は、ドアを開けた人が、後に…

「夕刊ぶんか~ポップアート、について」6/18/2000

6月14日のポップアートについての解説、「自己表現」に対する「作者個人の内面とは全く関係のない外在するイメージ群」というのはわかったのですが、広告と現代美術とは、どこで区別されるのか。単にキャッチ・コピーや商品名のあるなし、しか違わないのでは…

映画の小道具としてのタバコ~?/?/2000?

世間では喫煙者の肩身はますます狭くなっているが、映画の中ではまだまだ幅を利かせている。主人公がタバコをかっこよく吸うと、喫煙を助長するだの、青少年に悪影響を与えるだの批判されるところだ。 ところで「スネーク・アイズ」でのニコラス・ケイジは不…

「週刊クンタキンヤ」1/17/2000

その昔、ショーン・コネリーは、髪の薄さが原因で、OO7ジェームズ・ボンドを降板したということだった。 今思うと、役者としてボンドで終わりたくなかったのだろう。その後はますます髪も薄くなったけど、男優として渋さは増すばかり、アメリカのセクシー…