そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

地方自治、足腰を鍛えることから~11/?/2002・k224

先日、町村合併の説明会に参加した。町内各所で行なわれているが、これが3度目である。 今回行政側から出された資料は、最近策定された「新市将来ビジョン」で、前半はその説明であった。そのビジョンは、骨子とはいえ、文化、福祉、環境など多岐に渡り、読…

映画『ひばり・チエミのおしどり千両傘』を見て~10/26/2004・k223

23日土曜日、自主上映会で見た。美空ひばり、江利チエミ主演の昭和38年東映作品。 いくつか、気がついたことを書こうと思う。まず群集シーンでも、人物一人ひとりの動きが、すごく自然に感じられたこと。当時は、映画製作会社にも力があり、おそらく時代劇専…

路線バス追い越し禁止ルール~11/30/2002・k222

公共交通の中でも本来バスの果たす役割は大きいと思うのだが、実際は利用者が減少して、事業者にとってはどうにかしてくれという状態ではないかと思う。 バスを使いたくない理由のひとつに、渋滞にぶつかったりして、時刻表どおりに来ないし、乗ったらいつ目…

週刊クンタキンヤ~7/27/2002・k221

すぱいす8周年、おめでとうございます。 思い起こせば、初代読者レポーターのひとりとして「オヤジの行く店」の取材に行ったこともありました。いくつかの企画にちょこっとした文章を書いたことも。 編集長も、KさんからMさんに替わり「ほっと」では「週刊…

雑草のように~7/27/2002・k220

庭の草取りをしながら考える。子どもたちには、雑草のようにたくましく生きろ、とか何とか言いながら、日々の暮らしの中ではこういうふうに、ちゃんと名前もあるだろうに、雑草と決めつけて、抜いたり刈ったりしている。 生命力は見習うべきだけれど、たくま…

週刊クンタキンヤ~6/16/2002・k219

父の日。 私はいつもと変わりなく、皿を洗い、風呂そうじをした。わが家は息子2人。父の日、全然関係なし。私自身もすぐ近所に実の父が住んでいるんだが、改まって会いに行くわけでもない。 ある種の人々にとっては父のことを思う日であり、私にとっては、父…

運転免許の「免許」の意味~11/25/2002・k218

人が道路を歩くのに免許はいらない。右側通行とか、赤信号で止まるというのは、自分の身を守るための手段である。 しかし、車を運転する人が交通法規を遵守するというのは、それとはまったく違う。なぜなら、ルールを覚えて、確かにそれを守りますという約束…

私の好きな監督 神代辰巳~?/?/2002・k217

■佐賀県出身の、真の意味での女性映画の名手 神代辰巳の名前を知ったのは『青春の蹉跌』(74年)を見たときだ。主演は萩原健一、桃井かおり。野心に燃える無名の青年が社会的に成功しかけるものの、自滅するパターンは、アラン・ドロンの映画にもよくあった。 …

ごみの持ち込み、あとは野となれ~5/7/2002・k216

5月の連休に家族で、旅行会社のバスツアーに参加したのですが、トイレ休憩のSA、PAはどこも混み合っていました。 そこで出るごみも相当なもので、ごみ箱に収まりきらず、ごみ箱周辺は空き缶や弁当箱その他で、目を覆いたくなるような有様。 そこの売店で…

『レヴォリューションNo.3』2~7?/?/2002・k215

中学か高校生のときにこの本と出合っていたら、人生変わっていたろうか。今読んで、新しさと同時にちょっと懐かしくもあるということは、青春の普遍性の証しかもしれない。 そんなことを言うと、著者の金城氏や彼の熱狂的な信徒にバトウされかねない。でも一…

ボーイズ・ビ・アンビシャス~少年よ、野望を抱け 7/31/2002・k214

私が高校の教師だったなら、迷わずこの本を夏休みの課題図書にする。感想文は出さなくてもよい。しかし、読んだ(男子)高校生は確実に変わるだろう。一概に良い方向に、とは言い切れないところが難だが。 本当にかっこいいことは、相当にかっこ悪いこともある…

「週刊クンタキンヤ」~5/23/2002・k213

FM791の「はなばた友の会」という番組に出ました。 クンタキンヤ命名の由来や、初めてひとりで見に行った映画『イージーライダー』のこと、熊本宝塚の話など、10分や20分では語り尽くせなかったのですが、昨年の5月にこの欄で紹介して頂いたCDの中か…

「二の腕縮小計画」~5/19/2002・k212

5/18号の「二の腕縮小計画」についてひとこと。 私は、個人的には、二の腕は太くたくましい方が美しいと思います。 たとえば、小泉今日子、深田恭子、水野美紀、そして藤原紀香。みんな二の腕がそれなりにたくましいですよね。 映画『ターミネーター2』を例…

GOT TO GET YOU INTO MY LIFE~6/3/2002・k211

本を読むときは、たいてい「この本は誰にピッタリか」を考えながら読んでいる。余計なお世話かもしれないが、あの人ならどう思うだろうと想像すると2倍楽しめるではないか。本上さんの3冊目のエッセイ集は、すぐに3人の顔が浮んだ。 彼女が流行らせようとし…

ファンタジーはおとぎ話のことではない~4/30/2002・k210

ファンタジーというと、おとぎ話か絵空事とお考えのあなた。口当たりは発泡酒より辛く、ちょっと身につまされる父と子と家族のこんな話こそ、私たちに必要な魔法のひとふりであったということに、読後気づかれることは間違いありません。 リストラに家庭崩壊…