そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

SONGS

熊本のTSUTAYAは、その創設に由来して
レンタル店の名称を、AVクラブという。
もともと、AVとは「オーディオ・ビジュアル」の略であって、
「アダルト・ビデオ」という悪貨(語弊はあるが)に駆逐されてしまった。
しかし熊本でも、いまや、TSUTAYAの呼び名が一般的だ。

熊本のTSUTAYAには、「みんなのブログ」という
ツイッターみたいなつぶやき集合体があり、
私は「TSUTAYAターンラウンド」というのをやっている。

で、そちらにも書いたが、
今日、TSUTAYA AVクラブ健軍店で、
私は、レンタル落ちの、ある商品を買った。
シュガーベイブの『SONGS』1994年版である。
200円。嘘みたいだ。申し訳ない。
でも、得した気分。

1975年に発表されたアナログLPを、私は今も持っている。
1975年、私は大学に入学し、その春、東京にいた。
上京してしばらく、下北沢の叔母のアパートに居候していたので、
このアルバムは、下北沢のレコード店で買った。と思う。
だから1曲目の「SHOW」が流れてくると、いつも
下北沢の初夏の夕暮れを思いだす。
なんていい気分。

そして、最後の曲、おまけ「SUGAR」。
学生会館のビートルズ訳詞研究会の部室で、
先輩のバンドがお遊びで、よくやっていたものだ。
懐かしさをなつかしむことに、何の遠慮がいるだろう。





The dusk of the early summer in Shimokitazawa.