そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

シリアス・ムーンライト

今朝の読売新聞に
松任谷由実さんと姜尚中さんの対談が掲載されていた。

姜尚中「消耗したり枯渇するってことはないんですか」
松任谷由実「『消費されてしまった』って思うことはありました。
これからもあると思います」

姜「僕は70年代、深刻なテーマを
シリアスに表現できる文学もあるし、
軽やかに表現できる音楽もあることに気付けなかった」

姜尚中さんは、(特に女性に)人気もあるし、
最近批判されることが多い。
真面目な性格で、嘘をついたり、ごまかしたりすることが
出来ないからなんだろうなと思う。

70年代より前にも
深刻なテーマを軽やかに表現する音楽はあったと思う。
しかし、いつのまにか目立たなくなっていたのだろう。

ひょっとすると、姜尚中さんは
自分のイメージを模倣しているところも
あるのかもしれない。
でも学者として、負けを認めるようなことを
正直に告白しているんだから、
やっぱり偉い。




Music to express a serious theme lightly.