そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

一般質問2日目、私の感想

一般質問2日目。

濱元幸一郎議員の介護保険についての質問。
安心して受けられる介護制度へということで、
介護保険料、利用料軽減と減免制度を
合志市として単独で考えられないかと質問。

介護保険を利用する立場からの意見だが、
実際は介護を担う介護士など、福祉関係で働く人の
雇用と労働条件とセットで考えるべきことである。
国がもっと国家的に手厚く見てくれるならともかく、
市でできることは限られてくると思う。

市長から、介護を受ける市民の実態調査が
必要であるという答弁を引き出したことは
一般質問としてかなり効果があったということだ。
しかし、具体的にどういう項目を以て
実態調査とするのか、
これはかなりむずかしい問題だ。

濱口正暁議員の質問。
中学校における武道必修化についての不安。
教育部長、教育長からの答弁の要点は、以下の通り。
中学校三校の内、剣道が一校。柔道が二校となるらしい。
体育の教師は体育教科全般について学んでいる。
武道については、指導者養成研修をしっかり積んで、
文科省の指導、安全指針に則って授業をするとのこと。
事故のときは、武道に限らず
対応マニュアルがあるだろうから、
それをきちんと遂行できるように
日頃から学校職員全員で流れをつかんでおくことが
必要だと思う。

今村直人議員の質問。
恵楓園内に開所した「かえでの森こども園」について。
市長から、これまでの簡単な経緯の説明。
将来構想の検討の中で、
当初財務省は、恵楓園の事業所内保育所
という位置づけだったとのこと。
国、県、市、恵楓園が同じテーブルで話し合いを
始めるに至っても、
どこと話をすればいいかがなかなかはっきりしなかったこと。
最終的に厚労省の医務局が窓口になったことなど。

報道からは、合志市が関与していないように見えるが、
決してそうではないと市長は力説した。
この一般質問が出てくるまで待っていたかのように。
ただ、合志市は恵楓園の保育園に対して冷たいと
誤解している市民は多い。

相手があることだから、との配慮があるのなら、
批判の矢面に立たなければならない。
だが、公にできる範囲に限っても、迅速に
議会での一般質問が無用のものになるような、
情報公開を執行部がやれば、
議員はもっと勉強しなければならなくなる。
あるいは不要になるかもしれない。
情報提供と、情報発信の違いに
早く気づいてほしいものだと思う。

丸内美千代議員、環境行政について。
確かに人口増は大きな要因だと思うが、
1月末で、対前年比2.4%増では、
ごみ減量対策は最初から見直さなければならない。
悠長なものだと思う。
家庭ごみが減量できなければ、ごみ袋の値上げだ。
くらいのことは言わないといけないと思う。
20%削減は総量が増えているので、
7千万円以上の経費削減につながるのではなかろうか。