そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

風の便り 第13号 その②

私の一般質問から
ハンセン病問題について
 
ご存知のように国立療養所菊池恵楓園は合志市にあります。
毎年開催されていますが、今年は6月29日に
ハンセン病演問題啓発講演会も行われました。

いまでこそ、ボランティアガイドとして
ときどき園内見学のガイドを務めていますが、
ここまで来るにはずいぶん時間がかかりました。
差別意識はなかったつもりですが、議員になるまでは
自分には関係ない場所だと思っていました。
ガイドの養成講座に参加したのも、勉強するだけのつもりでしたが、
実際にガイドをやってみると、
その活動から学んだことがたくさんあります。
ハンセン病だというだけで隔離され、
残された家族は差別されたという事実を知らずに、
いま恵楓園内で何の心配もなく暮らせているから幸せだと
思っている人たちも多いかもしれません。

埼玉県立公文書館学芸員の高野弘之さんが
市民学会でおっしゃったことが心に残っています。
「私たちはハンセン病にはならないかもしれないけれど、
別の病気の患者にはなるかもしれない。
またそのときに対応を迫られる役所の人になるかもしれない」

何も特別なことではなく、
同じ合志市に住む市民としてのかかわり方が私たちにはあります。

福岡ドーム約8個分以上ある菊池恵楓園ですが、
その面積だけで語ってはいけないと思います。

荒木市長からは、菊池恵楓園の将来については
国に責任を持ってもらわないといけないが、
合志市としては、国、県に一緒にやって行こうと
要請活動を続けているという答弁がありました。

〇運転免許証自主返納者割引乗車証制度について

熊本県内に住んでいる年齢65歳以上の方で、
運転免許を自主返納し、申請による運転免許の取り消し通知書、
または運転免許経歴証明書の交付を受けた方は、
交通事業者(熊本電鉄など)から割引乗車証を発行してもらえる制度です。

これを提示すると、熊本県内全域の路線バス、
熊本電鉄の電車、熊本市電の運賃が半額になるというものです。

ただし、合志市のレターバスや循環バス等には使えません。

他にも熊本電鉄限定ですが、
65歳以上なら10,000円で3か月乗り放題というシニアパスもあります。
合志市では独自に弁天カードを発行しています。
市のアニメクリエーター育成事業の成果を採用して、
この夏には新しいデザインのカードになる予定だそうです。

○最近の主な活動

4月9日(火)合志南小学校入学式、合志中学校入学式
4月23日(火)教育委員会議を傍聴
5月11日(土)ハンセン病市民学会参加(熊本県立劇場
       議会報告会(ヴィーブル)
5月12日(日)ハンセン病市民学会(菊池恵楓園)
5月18日(土)議会報告会(御代志市民センター)
5月19日(日)合志中学校体育祭
5月20日(月)文教経済常任委員会
5月21日(火)文教経済常任委員会
5月25日(土)地域コミュニティブランドシンポジウム(ヴィーブル)
5月27日(月)戦没者追悼式御代志市民センター)
5月28日(火)地域公共交通会議を傍聴
5月30日(木)事務事業検証会を傍聴
6月2日(日)合志南小学校運動会