そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

くまもとアートポリス構造シンポジウム

11月13日 土曜日

熊本市青年会館ホールで行われた
くまもとアートポリス構造シンポジウムに
途中から参加。

午後3時からのパネルディスカッション
「意匠と構造のコラボレーションによるデザインの可能性」

コーディネーター 末廣香織(建築家・
             くまもとアートポリスアドバイザー)
パネラー   アラン・バーデン(構造家・
             熊本駅東口駅前広場構造設計者)
        徐光(建築家・構造家)
        鈴木計夫(大坂大学名誉教授・
             NPO法人PC建築技術支援センター理事長)
        西沢立衛(建築家・熊本駅東口駅前広場設計者)
        三井宣之(熊本大学名誉教授・熊本駅東口駅前広場
             上屋構造評価委員会委員長)

はっきり言って、構造の専門家でないと、
実際のところは、わからないのではないかと、めげつつも、
私も土木用とはいえ、コンクリート製品工場で働いていたし、
聞きかじりとはいえ、知識も多少はあるので、
なんとか話について行くことはできた。

鈴木先生が、全体の流れをリードしていたが、
それは、この東口駅前広場の大屋根のような
PC(プレストレストコンクリート)構造の建築を
高復元性、高耐久性その他の他の追随を許さない
高性能をもう一度見直すべきだということ。

東京オリンピックの代々木体育館や
シドニーのオペラハウスも
歴史的PC構造建築物なのだ。

タイトルは、「意匠と構造」となっているが、
「意匠と構造と施工」と3者の力が合わさる必要があると、
鈴木先生が力強く述べられていた。
スーパーゼネコンをはじめ、日本の建設会社の
技術力、創造性には素晴らしいものがあるということなのだ。


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