そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

木曜童謡で唱歌

昨日の熊日夕刊に「うるおい、癒やす力」として
童謡、唱歌が東日本大震災を機に、
見直されているという記事。

震災は一つの契機かもしれないが、
世の中に氾濫する音楽の揺り戻しみたいなものも
あるのではないだろうか。



たとえば、これなんか誰が企画したのか知らないが、
1979年発表である。
細野晴臣はYMOで忙しかったので、
ベースは後藤次利だと書いてあった。
これはテクノより前だ。

熊本では、大庭照子さんの地道な活動とか、
合併前の旧合志町に始まるドレミの広場とか
脈々と大切にされてきた文化というものがあるのだ。



これは、レビューでは賛否両論。
昔の名前で出ていてほしい、みたいな意見もあるし、
子どもに聞かせて有益なのかという立場も。
由紀さおり姉妹なんかも、
長いこと活動を続けていたのだな。

でも、学校教育における音楽の授業の
いい面もあったと、今にして思うところもある。
オーソドックスで、スタンダードな唱歌を歌って育ったゆえ、
ロックの真髄に目覚めたのだと思う。
そして、やっぱりルーツに郷愁は感じる。

でも、一つのブームみたいなところは、
その時代その時代で求められるものは
ちょっとずつ変わるからね、まあそういうもんでしょう。