そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

古い船に新しい水夫

安倍首相は、年頭会見で「新しい時代にふさわしい憲法をつくるという意思を今こそ明確にしなければならない」と参院選で訴えると言ったそうだ。熊日夕刊で読んだ。
「新しい時代」とはどういう時代か。「新しい」という言葉をもてあそんでいるとしか思えない。新しさはすべて善か。いや、善なるものがすべてであると、首相は言ってるわけではないので、それは通じないか。
憲法を変えなければいけない理由は、どう考えても憲法に矛盾せずに戦争ができる国になる、ということにしかないと思う。「強さ」へのあこがれが強いというより、自分の弱さを認めたくないのだろう。
首相が「美しい国」を連発すればするだけ、「美しい」という言葉が可哀想にも無味乾燥になる。
私は、本当に美しいものを美しいと呼び続けて生きたいものだと思う。
それが私の対抗軸だ。

実は、自衛隊のあり方の矛盾を解くために、憲法改正が必要だと思ってたこともあるんだけど、それと安倍の目指すものとはまったく違うようだ。