12月30日の熊日「経営トップの一言」という欄にホンダの福井威夫社長の言葉が。
「日本政府は、輸出産業など、どうでもいいと割り切る方向のようにみえる」
円高をどうにかしてくれと、ついこぼしたんだろうと思うが、ちょっと情けない。
「(今後も円高が続けば)海外でフル生産する一方、日本の生産台数をさらに落とすことになり、日本の空洞化が加速する」とな。
企業のトップとしては、当然の発言だろう。
しかし、世界のホンダですよ。自動車の次を見据えているんじゃないですか。
だがそれは次期社長以降の課題だから、現社長としては有終の美を飾りたいのだろう。
Give me not appreciation of the yen somehow or other.