そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ナチュラル・メン

「綿の栽培面積は世界の農地全体の3%にすぎないが、そこでは世界で使われる殺虫剤の25%が使われているという」

これは、瀧井宏臣さんが、『放浪のデニム』エクスナレッジ刊 2100円 を評した、4月5日熊日読書欄の記事から。

著者は、レイチェル・ルイーズ・スナイダー。

綿=コットンは、ナチュラルというイメージが強い。しかし、害虫には弱いということだなあ。

だが、そもそも害虫という概念自体が、人間様のご都合であることは否めない(苦笑)

私たちが製品として、綿をナチュラルに手にするためには、自然(病害虫など)と戦わなくてはならない。

ということがテーマなわけではなくて、この本は、ジーンズを手がかりにグローバル経済の構造をたどったものらしい。

Simple is best.What's simple.