そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

継続審査。

12月9日の熊日朝刊で、
合志市自治基本条例が、議会総務委員会で
継続審査になったという記事を読んだ。

「市政記者室」の鎌倉尊信記者の解説では、
「議会内からは執行部の説明不足との指摘や
条例内容への不満が出ており、
落としどころとして年明けの次回定例会まで
〝冷却期間〟を設けた恰好だ」そうだ。

私は、公募の条例検討懇話会の委員を務めていたので、
あまり冷静ではいられないところはご容赦ください。
聞くところでは、大方の議員が、
制定案を読み込んでいないという。
よくある話だ。
読んでもいないのに、賛成も反対もないだろう。

「執行部の説明不足」って、小学生だって、
テキスト(教科書)を何度も読むだろう。
読んでわからないような素案を、
私たちが作るわけがないだろう。
もちろん、素案はかなりいじられてはいるが。
わかりやすく、受け入れやすく修正されている。

「条例の内容について市民への周知を求める」だなんて、
住民説明会に、一度でも足を運んでから、言ってほしい。
議員さん、あなたは市民ではないのですか。
「審議時間の不足」を言うなら、
ちゃんと、条例案を読んで、チェックを入れてから
議会に臨むなどのお仕事をこなしてからのことだ。

市長が公約に挙げていて、
来春は、市長選挙という微妙な時期に
昔ながらの自己顕示をやっているだけにしか見えない議会。
情けないだろう、合志市民として。

「総論賛成、各論反対」なら、
各論を自分たちで作り上げてください。
もともとは、総務省主導の地方分権
一方策かもしれないが、
どのみち、どの市町村でも作られるのだ。
あえて後ろ向き自治体の道を選ぼうという、その姿勢。
恥ずかしくないのか。

「議会の責務」を規定されることに対する反発は、
いかに自分たちが仕事をしたくないかを
表明していると思われると、思わないのだろうか。
そう思われると、思っていないのだろう。





They express how they would not achieve their duties.