昨年の12月30日、熊日に
晩年の森繁久弥さんについて、
二男の建さん(67)が語るという記事があった。
「知識はミカン箱。
込み合う広場にいて
どっちに行けばいいかわからないとき、
その箱の上に乗ると、
進むべき方向が見える」
と勉強の大切さを建さんに
説いたそうだ。
誰かの言葉なのかもしれないが、
いい例えだ。
鳩山さんに捧げよう。
じゃ、当たり前すぎるか。
ついでながら、
今週の週刊文春「考えるヒット」で、
近田春夫氏が、福山雅治の「はつ恋」を取り上げている。
それも、ほめている。
内容は読んでもらうしかないが、
紅白のときは、歌いだしが、
「フィーリング」そっくりということしか思わなかったのに
あれ以来、
あのサビの部分が、どうも耳にこびりついてな。
福山の歌を、私は気に入っていると明言することに
躊躇する自分がいたのだ。
近田春夫も評価してるから、
あの曲はいい曲だと、大手を振って言えるぞ。
The knowledge is a mandarin orange box.