婦人公論7月22日号に
南伸坊、嵐山光三郎、安西水丸の3人による
「よもやまオヤジ鼎談」が載っている。
サブタイトルが
「いい女ってやっぱり40からなんじゃない」となっていて、
婦人公論の読者層がおそらくそうだろうから、
40以上の女性に媚を売っているとも、
またお三方がお互いに奥様を持ち上げているとも読める。
南伸坊氏の発言に面白いのがあった。
ああ、「世界遺産認定の散歩」ね。
2人で歩き回って、倒れかかった家とか土蔵とか
勝手に世界遺産にする。
だいたい認定する端から
取り壊されちゃうんですけどね。
路上観察学会とかブラタモリとかあったけど、
そういうのって、みんな好きなんだな。
みんな好きなんだけど、
当事者にとっては邪魔になる場合が多いってことか。
人間あきらめが肝心ということでもある。
少し話が違うか。
私も廃屋シリーズと銘打った写真を
撮っていた時期があった。
通りがかったときに撮影していただけだが、
そこに住んでいた家族の歴史が
そこはかとなく刻まれていて、
NHKの朝ドラを思わせる。
そういうセンチメンタルな感慨も、
いつしか解体→駐車場になるのだった。
ときに、アラフォーっていうと、
レイザーラモンHGを思い出す。