そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

恵楓園の秋の半日

今日は、恵楓園ボランティアガイドの日。
大牟田市の中学生1年生、5クラス約200名を
ガイド8名で案内した。
どうしてもメインになる歴史資料館で、
各クラスがぶつかってしまう。
資料館には学芸員の原田さんと
松本さんがいて説明してもらえるのだが。

気候がいいのは救いだが、
私などはまだまだすぐにしゃべれるだけの
蓄積がなくて、ガイドブックを引きながらになる。
中学生たちは、校外学習ということで、
社会見学というのだろうか、
ここ菊池恵楓園の入所者の方の講話を聞いたあと、
広い敷地内にある施設と、
施設があったが、今は記念碑だけになっているところを
説明を聞きながら歩いて回る。

どういう感想を持つのだろうか。
それをこちらが聞き出す時間的余裕はない。
もちろん問いかけの言葉もむずかしい。
決めつけるような、こちらの思いに沿った質問には
予想された答えは帰って来ても
それは本心ではないかもしれない。
今日強烈な印象を持つ子どももいたかもしれないが、
折に触れて、今日のことを思い出してくれればと思う。
そう願う。

まだ13年ぐらいしか生きていないのに、
40年、50年をそこで暮らすことの実感は、
いや想像すら困難だろう。
案内する私もガイドしながら、
ガイドとして自分にできることが、まだよくわかっていないのだ。

今日、講話をしていただいた志村さんが、
よく見ていると言われた大牟田市議会議員
北岡あやさんの「うんにゃーブログ」→リンク