そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

PFI事業とウェルパルくまもと

PFI事業を勉強するために
熊本市総合保健福祉センター「ウェルパルくまもと」を
一起会で訪問した。

開設に至る経緯のあと、
PFI事業の実際の事業費や年間維持費について聞いた。
一口にPFIと言っても、
どこまでこの手法に委ねるかは契約による。

熊本市がこの総合保健福祉センターを
熊本初のPFI方式にしたのは、
交通局移転や保健所の老朽化、立ち退きなどと
熊本城復元事業九州新幹線開業に伴う
熊本駅周辺整備といった財政負担が
大きくふくらむ時期であったことが重なったことによる。
当時、PFI法が出来たばかりで、
一度は試してみようという機運があったのかもしれない。

メリットとしては、初期投資が抑えられること。
清掃、警備・保守点検など委託契約の事務簡素化などがある。
デメリットは、すべてが当初の要求水準書によるので、
目的外使用や変更が簡単にできないことである。

ここでは、年間約2億円ほど払っているが、
事業期間終了の平成40年以降はどうするか、
まだ未定だそうだ。

熊本市総合保健福祉センター(仮称)整備・運営PFI事業
資料については→
リンク 

その後、子ども発達支援センター、子ども総合相談室の
事業説明を聞き、
熊本市保健所の様子も見せてもらった。