そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

司法の責任を問う!

司法の責任とは何だろう。
裁判が結審したら、真実がどうであろうと
結果がすべてであると私は思うのだが、
そこに正義がないと認められるのなら、
やはり私たちは問い続けなければならない。

今日菊池恵楓園の恵楓会館で開催された講演会。
教誨師の坂本克明さんの話は以前にも聞いたことがあったが、
今日の話はさらに客観性が増していたような気がする。
すみません。途中少し居眠りしてしまいました。

神戸学院大大学院教授の内田博文さんは、
熊本県の「無らい県運動」検証委員会の委員長。
小一時間の間に提供されるには、情報量が膨大だった。

日本の刑事裁判は、
第2次大戦後の混乱を何とか収めるために作られた
戦前にもなかったような「きわめて危ない」状況が
いまもなお続きているという。
菊池事件はその狭間に落ちた稀にみる不幸な事件だ。
真犯人が誰であるか。
それは最早明らかにすべき方法もないであろう。
しかし、裁判のやり方が憲法違反であった可能性を
問うことができる世の中でなくてはならない。

ところで自民党憲法改正案の稚拙さには、
言葉を失う。
おっと言葉を失ってはいけないな(笑)