そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

合志中学校体育大会

二男が中学校3年のとき。
これで、中学校の体育祭を見に来ることもないだろうなと
なんかほっとした気持になったことを思い出した。
私は徒競走は苦手だったのだが、
長男は私の父に似てか足が速かった。
ビデオもどこかにあったんじゃないだろうか。
来賓で行って、そんなことばかり考えていた。

だいたい苦手なものだから、
体育祭についていい思い出はない。
3年生のとき、仮装行列があって、
当時の話題、よど号ハイジャック事件をやったことは
覚えている。

それより、ある土曜日の午後、
雨で順延になった隣の県立高校の体育祭を
覗きに行ったことの方が思い出深い。
当時、3年生にあこがれの女性がいて、
クスノキの下で、どこにいるのかなと探してたら、
いつのまにかすぐそばに来ていた。
そんなこともあったなと今思い出した。

高校の仮装行列はさすがに大人で、
同じハイジャック事件を扱っていても、
スチュワーデス(現CA)に向かって、
「おい、車掌、北朝鮮へ行け」という名セリフを投げていた。
おっと、車掌にも説明がいるか。
車掌と言っても、多分バスのそれだったような気がする。

結果的にその高校に私は進学することになったが、
大津町のことだけに、
芋づる式に色々思い出すなあ。

中学のことで言えば、
2年のときの担任の先生は体育科だった。
で、私の走りを見ていて、一つアドバイスをくれた。
私はそれまで以上にぐんと早く走れるようになった。
ただ、「かかとをつけるな」である。
それだけのことで、苦手意識がぐっと小さくなった。
信じられないような話だが、
教育というものの力を示すエピソードだな、
自分のことながら(大げさな)。